ネットカジノを利用した逮捕者が相次いでいる

1.ネットカジノは違法?ややこしい法律面について

外国だと当たり前の様にお金を賭けて、カジノのゲームを楽しむ事が出来ます。
ですが日本国内では公営ギャンブル以外で実際にお金を賭けてゲームで遊ぶのは、違法です。

そのため国内で本格的なカジノ遊びを行うとその場を提供している店は勿論、遊んでいるお客も逮捕されてしまいます。
そんな中、海外のサーバーで運営されているネットカジノであればグレーゾーンであると信じられている部分があるので厄介です。

だからこそ店舗型の違法カジノであっても、そんな風に海外のサーバーで運営しているネットカジノを利用してお客に遊ばせている所も存在します。
ただしオンライン上でのカジノゲームを提供した場合でも、変わらず賭博場を運営しているという罪に問われる事になるのです。

そのためオンラインカジノであるからといって、罪を免れたりする事はなく賭博罪違反に問われます。
そして近年こういった形で、ネットを利用した賭博場を運営した事で逮捕者が出るケースがどんどん増えているのです。

2.2016年2月にあった実際の逮捕事例について

そういった中、ネットカジノに関する事件として注目を浴びたのが2016年2月にNetBanQという決済サービスの運営者が逮捕された事だったりします。
警察によれば容疑者達が作った口座にお客が入金する事で海外のオンラインカジノで賭けを行う事出来る様になり、更にその口座を通じて払い出し受ける事も出来るという仕組みだったのです。

容疑者達は入出金だけを行っていた様ですが、警察はお客に賭博させる機会を与えたという胴元と同じ扱いで捜査しています。
そのため警察はNetBanQを利用していたお客の自宅にも家宅捜査に入る等、かなり厳しく取り調べを行っている模様です。

そして2016年3月には、国内のネットカジノの状況を一変させる様な出来事が起きました。
というのも海外のオンラインカジノを国内から利用していたという容疑で、スマートライブカジノの利用者の3人が逮捕されてしまったのです。
運営者ではなく、純粋なお客が捕まったとあってかなり衝撃的な出来事となりました。

3.スマートライブカジノの利用者はなぜ逮捕されてしまったのか?

このスマートライブカジノは、海外サーバーで運営されてはいました。
ですが日本人ディラーが日本人のために日本語でゲームを行ってくれるというのが大きな売りであり、日本人が気軽に参加出来るオンラインカジノとして特に高い人気を得ていたのです。

そのため警察側もスマートライブカジノは国内の日本人に向けたサービスであると、マークしていた点が大きかったと言えます。

加えてスマートライブカジノは、公開されている情報が多い点も警察にとって有り難かった部分です。
というのも他プレイヤーのIDや賭けている状況も、表示される仕組みとなっていました。

おまけに捕まった3人はIDや自身のSNS等の情報が公開状態であったため、警察も本人を特定し易かったといった点も指摘されていたのです。
こういった事から、日本人客の中から分かり易い3人が選ばれてしまったという見方がされています。

4.海外のオンラインカジノはグレーゾーンではなく違法行為

もっともこのスマートライブカジノの利用者が逮捕された事で、国内のネットカジノに対する考えが一変しました。
それまではネット上では、海外のサーバーで運営されている以上外国扱いになるという様な言われ方をされていたのです。

そのため国内からアクセスして、カジノを楽しむのはグレーゾーンで警察に捕まる恐れはないと言われていました。
ですがスマートライブカジノで客が捕まってしまった事で海外のオンラインカジノで遊ぶ事はグレーゾーンではなく、違法行為であると明確化されたのです。

これ以降、利用者の方も警察に捕まるというリスクを背負いながらネットカジノを利用しなければならなくなりました。
そして運営側は法の抜け道を狙うものの、今も変わらず逮捕者が出続けているのが現実です。