子育てに正解はない?自分の信念が一番大切

1.子育てで大切なこととは?

全ての親が最初は子育ての初心者のはずですが、他のお宅は自分よりもしっかりしつけが出来ているように感じてしまったり、子育ての正解とは何なのかを考えてしまう人も多いのではないでしょうか。

しかしながら、そもそも子育てに正解というものは存在するのでしょうか。
こちらでは正解よりもあなたが大切にしたい信念に基づく教育がいかに大切なのかを見ていきましょう。

親子と一言で言っても、親の性格も子供の正解も実に十人十色ですよね。
一般的に望ましいとされていたり、一見正解に見えることもそれぞれの育った背景や事情があるため万人に共通する正解は実は存在しないとも言えるのです。

例えば、陰で虐待を受けている子供に、「親は大切にするべきだ」といういかにも正解とされているような教育方針を押し付けても、周りの子供たちは当然のようにそれができていたとしても、その子供にとっては非常にハードルが高いものになるはずです。

子育てで重要なことは、一見正解とも見える「〇〇をするべき」「〇〇をするのが当然で常識だ」という方針を子供に押しつけることではなく、「私は子供に対して〇〇でありたい」という信念なのではないでしょうか。

世の中の正解や、べきの思想にとらわれてしまうと、それができていない子供や、それをうまく教えられていない自分に対して落ち度があるような否定的な見方をしてしまったり、厳しく当たってしまったりします。

2.正解と信念の違いとは?

反対に、例えば「礼儀の大切さを教えられる親ありたい」という信念を大切にしている親ならば、時に子供がよそ様に無礼な態度をとってしまったとしても、少し落胆することはあっても一度の失敗で子供や自分に絶望するようなことはなく、その信念に立ち戻って再び礼儀の大切さを我が子に教えられるのではないでしょうか。

絶対的な正解にとらわれてしまうと、それを逸脱した際には、子供に対しても自分に対してもまるで罰則が必要かのような不自由な教育になってしまうのがわかっていただけたと思います。

なぜそうなってしまうかと言うと、正解とは、世間から見た他人の主観に基づいた判断基準のため自分の理想や信念とは全く違うところにある、他人の目を気にした他人基準の不安要素を基盤とした守らなければならない基準だからです。

一方で、信念はどうでしょうか。
信念とは自分の理想や美意識に基づいた自分主観の基準なため、そこに他人の目はありません。

もちろんマナーや常識、法律など世間の多くの人の意見の総評とされている正解のようなものは存在します。
しかしながら、それはあなたが主体的に決めた基準ではないため、世間体として子供に教えているという人も多いかもしれません。

3.自分がこういう親でありたいという信念に基づいて子供を育てていく

ただし、ここでもあなたの理想や美意識に則ってそのマナーや常識を守りたいという信念に基づいた教えにしてみてはいかがでしょうか。
一気に自分主体の教育となり、あなたの信念を大切にすることにも繋がります。

育ってきた環境も、受けてきた教育も、家族構成も、持っている友人も人間皆バラバラなため、絶対的な正解はありません。
そのように全ての親が色々な事情を抱えて親になるわけですから、信念や美意識も人それぞれバラバラで全く問題はないのです。

同じ子供でも兄弟で全く性格が異なるケースも珍しくありませんよね。
そのため、兄に対してうまくいった教育方針も弟には全く上手くいかないという苦い経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

同じ自分から産まれた子供でも、そのように子育てにとっての正解は違うということです。

ですから、大切なことは我が子を子育ての正解という型に押し込めることではなく、自分がこういう親でありたいというしなやかな強さを持った信念に基づいて子供を育てていくことなのではないでしょうか。